皆さま、まずは…自己紹介から致します。
私は泡盛倉庫の料理を担当しております
【包丁人】 比嘉 直子 と申します。
【包丁人】という肩書きの理由は…。
包丁人とは、琉球王朝時代に王様のお料理を作る役職のこと。
宮廷料理を作り、お客様をおもてなししていることから、お客様が王様、お姫様ということになりますね。
王様、お姫様の為に、心を込めて美味しいお料理をお作りしますので、宜しくお願い致します♪
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今回は、宮廷料理の【ミヌダル】のご紹介を致します。
ミヌダルと聞いて、皆さんは何を想像されますか?
んー。難しい質問ですね。すみません。
ミヌダルとは、豚肉の上に黒ごまのペーストをのせて蒸したお料理です。
お味は意外にあっさりです。
黒ゴマをたっぷりと摂取でき、豚肉も蒸し上げるので、ヘルシーな一品です。
栄養価の高い黒ゴマもたっぷりいただけるので、健康&美容にもってこいの逸品です。
\(^^)/
ミヌダルの語源は、沖縄の方言で
ミヌ【簑】/ダル【タレ】を表しています。
まだ…良く解らないですね。(>_<)
蓑(ミノ)は昔の人が使っていた雨具のこと。
※昔話でお地蔵さんや百姓が身につけてるイメージがあります。
ダルは、タレのこと。
つまり、タレに漬け込まれた黒ごまが簑の様にお肉を覆っているので【ミヌダル】といいます。
東道盆(トゥンダーブン)は、「東道(遠方から来た来客)」をおもてなしする際に使われた「盆(器)」のことで、中国から伝わったとされています。朱色の琉球漆器で、見た目が豪華なため、中の料理も相応に趣向を凝らした逸品が盛られたとか。
【ミヌダル】はそのひとつで、他に花イカ、昆布巻き、魚の天ぷら、豆腐窯、かまぼこ、田芋など計7種の宮廷料理を華やかに盛りつけ、客人をもてなしたといわれています。
泡盛倉庫に来店した際は是非、【ミヌダル】を召し上がって下さい♪
皆様のご来店お待ちしております。
泡盛倉庫
包丁人 比嘉直子
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ミヌダルの他にも宮廷料理、琉球料理を作っています。
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