皆さん、包丁人からお料理のご紹介をいたします。
今回のお料理は【ジーマーミ豆腐】です。
皆さん、ジーマーミ豆腐はご存知でしょうか。
まずは、ジーマーミ豆腐の語源からご説明致します。
ジーマーミとは、【落花生】のことをいいます。
「落花生」という名前はもともと漢名です。
花がしぼんだ後、花先の頭が垂れて土の中に潜り込み、そこに実が成るため、「花が落ち、生まれる(実が生まれる)」という意味で【落花生】と名付けられたようです。
「ジーマーミ」とは、沖縄の方言で「ジー」が「地」、「マーミ」が豆のことで、「地豆(じまめ)」→「地面の豆」。
生命の成り立ちの様子をそのまま名前にしたのですね。
(^^)
「豆腐」という漢字が記述されたのは、鎌倉時代の日蓮上人の書状(1280年)からだそうですが、実は古くから中国では「腐」には「腐る」という意味はなく「ブヨブヨしたもの」(コロイド状)という意味があります。 豆腐は豆が腐ったから「豆腐」と名付けられたのではなく、豆を加工してブヨブヨしたものだから「豆腐」なのです。
言葉ひとつひとつに、ちゃんと意味があるのですね。
(^_^*)
豆腐と言いつつ、大豆やにがりは一切使っておらず、生のピーナッツをすり潰し、こしたものを芋くずで固めたもので、ごま豆腐にも似ていますが、もっと“もっちり”としていて、口に入れるとピーナッツの風味が広がります。
それでは、作り方をご紹介致します。
1.ジーマーミを洗って、水に浸しておきます。
2.ミキサーで1のジーマーミをミキシングします。
3.鍋に絞り布を置き、ミキサーから布へ移します。
4.絞り布に入れたジーマーミを力強く絞ります。
5.絞ったジーマーミに、芋クズなど水で溶いたのを合わせます。
6.鍋に入ったジーマーミをよく混ぜて、固まりが出るまで混ぜ続けます。
【手を止めると焦げるので、ひたすら混ぜます。】
7.完成したら、容器に移し容器を水に浸して冷まします。
冷まったら冷蔵庫に入れて完成です♪
興味がある方は是非作ってみて下さいね。
\(^^)/
ジーマーミには、美肌や若返り効果で注目のビタミンEも多く含んでいるので、女性には嬉しいデザートなのです。
コメントを残す